DIY・ハンドメイドのアイデア共有!!
カテゴリー: | エクステリア/その他 |
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制 作 費 用: | ¥30000 |
完成サイズ: | W1500×D2000×H1700(mm) |
雨ざらしになっていた自転車。錆びては困るので、自転車小屋を作りました。簡単な作りですが、雨風はしのげます。
土台となる束石を置く場所(4箇所)をメジャーで測って決める。
束石を固定するための穴を、深さ15cmほど掘る。土が固い場合は、電動ショベルを利用。
掘った穴に砂利を10cm程度入れ、そこに束石を置き、水平な板を4箇所それぞれの束石間に置いて水平をとりながら、ダンパーで砂利を鎮圧する。
束石間の水平を取りつつ、四つ角の垂直もとる(差しがねを利用)。垂直は水糸を張るとよい。
一旦束石をよけて砂利の上にモルタル(水を入れないから練りのもの)を1cm程度入れ、再度束石を置き、上から散水して束石を固定する。
使用する木材を所定の長さに切り、防腐塗料をスポンジを使って塗る(二度塗り)。今回はウォルナット色を使用。
杉の角材を柱材として束石の上に立てる。端材を利用して、柱が垂直となるように仮筋交いを作り地面と固定する。
杉の角材で長辺方向に軒桁を、短辺方向に梁を設置し、シンプソン金具でビス止め固定する。
軒桁に2×3材を垂木として乗せ、シンプソン金具でビス止め固定する。間隔は、30cm程度。
垂木の上に中空ポリカーボネート板を乗せ、真鍮セットワッシャーをはめたビスで固定し、ビスキャップをビスの頭にはめる。
ポリカ板同士の繋ぎ目は、シリコンシーリングで塞ぎ、その上にアルミプレートをかぶせてビス止め固定する。
杉角材で方杖を作り、梁や桁と柱をビス止め固定する。この時点で仮筋交いを外す。
外周部(今回は二辺)に貫板を貼り、ビスで柱に固定し、壁を作る。
30mm角の角材でドア枠を作り、板材をビスで貼る。今回は、4mm厚ベニヤ板を よろい貼りで貼った(下の板に上の板を少しずつ重ねて貼る貼り方)。
頂番金具でドアを入り口側の柱にビス止め固定する。
屋根の垂木のサイド(いわゆる破風)と軒先端(いわゆる鼻隠し)に120mm幅の板をビス止め固定する。
軒先の鼻隠しの板にに3%くらいの勾配で雨どいを取り付けて完成。
柱を立てる際、垂直をとるために、仮筋交いの板2枚を柱に直交するように取り付けて、地面に固定すると、最後まで垂直を維持したまま作業することができます。また、風であおられないように、家の壁と小屋の柱を金具でビス止めしました。
家周りのちょっとしたスペース